月曜(親の勉強)
第32回(IB以外の国際教育プログラム)

 

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本日は月曜日の『親の勉強』です。
 
前回は国際バカロレア(IB)の紹介をしました。
今週は国際バカロレア(IB)以外の国際教育プログラムを紹介します。
 
まずはラウンドスクエアです。
世界50カ国180校以上のメンバー校を有する国際規模の私立学校連盟です。
国際バカロレア機構を作ったドイツの教育者クルト・ハーン氏が
1996年に設立しました。
ラウンドスクエアの精神(基本理念)は"I.D.E.A.L.S."といって、下記の6つになります。
 Internationalism 国際理解
 Democracy     民主主義の精神
 Environment   環境問題に対する意識
 Adventure    冒険心
 Leadership     リーダーシップ
 Service       奉仕の精神
日本では玉川学園が初の加盟校になっているようです。
 
次はダブルディプロマです。
ダブルディプロマとは、
国内と海外の2つの学校の卒業資格を得ることができる教育プログラムです。
もう少し具体的にいうと、ダブルディプロマ・コースというのがあり、
このコースの卒業生には日本とカナダの両方の高校の卒業資格を
得ることができるというものです。
文化学園大学杉並中学・高校が導入しているようですね。
 
次はWLSA(World Leading Schools Association)で、
ウルサというようです。
イギリスのイートン校やハロー校などのパブリックスクールが
中心となって立ち上げた国際組織。
イートン校のサマースクールに参加することができるようです。
日本では巣鴨中学校・高等学校が日本の国際学校として加盟したようです。
 
次にユネスコスクールです。
1953年、ASPnet(Associated Schools Project Network)として、
ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するための組織です。
日本では幼稚園から大学までで1,116校(2018年10月時点)が参加しているようです。
ユネスコスクールの活動の目的は
「世界中の学校との交流を通じ、情報や体験を分かち合うこと」
「地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、
 発展を目指すこと」
のようです。
 
最後にコリブリ(COLIBIRI)です。
コリブリとは日仏高等学校ネットワークで、
日本語教育を行うフランスの高等学校と、
フランス語教育を行う日本の高等学校との間で
交換留学を実施したりしているようです。
要は日本でもフランス語を学べるということです。
コリブリ憲章(フランス語および日本語)に署名した加盟校は日本側29校、
フランス側32校になるようです。
(2018年10月時点)
 
さて、いかがだったでしょうか。
調べてみるといろいろあるようですね。
子どもの世界を広げるにもこのような情報はあって損はないと思います。
興味のある方はもっと調べてみるといいかもしれませんね。
 
 
 
世界でたくましく生きる力を身につける国際教育プログラムTSS
https://teachers-archives.com/article/2020/sugamo/
 
ユネスコスクールとは
http://www.unesco-school.mext.go.jp/aspnet/
 
日仏高等学校ネットワーク「コリブリ(COLIBRI)」
https://jp.ambafrance.org/article1826


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