月曜(親の勉強)
第54週(義務教育と無償と成人年齢)
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 月曜日は『親の勉強』です。 今日は、義務教育と無償と成人年齢についてです。 前回、日本の憲法は正解一の長寿と紹介しましたが、 憲法内にも教育について記載があります。 憲法第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、 その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 すべて国民は、法律の定めるところにより、 その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。 義務教育は、これを無償とする。 私の意見としては義務教育は高校までに変更するべきと考えています。 なぜなら、高校への進学率は97%を超えているため、 ほぼ大多数が高校に行きます。 つまり、日本の社会一般的には高校までの教育があたりまえであり、 必要だということです。 であれば、高校までを義務教育化し、 高校を卒業したら成人として、 迎え入れるというのがよいのではないでしょうか。 また、かつてフィンランドが教育の自由化を図ったように、 学習指導要領の内容を削減し、 教育そのものを多様化し、 あらゆる子どもの興味の受け皿を作るのがよいと考えます。 (フィンランドは当時指導要領を3分の1に減少させた。) そして、公立も私立も関係なく無償にする。 これこそが、私が考える教育改革です。 さて、各国の義務教育期間、教育の無償期間、成人年齢を 見て比較してみましょう。 義務教育の終わりは日本とそれほど差はありませんが、 欧州では教育の無償期間が長いことがわかります。 日本の憲法が変えにくい状況であるならば、 憲法の『義務教育は、これを無償とする。」に則り、 やはり高校までを義務教育にするのが良いのではと思います。 また、成人年齢も世界標準的には18歳が主流です。 日本も2022年4月から成人が18歳になるようですが、 お酒や喫煙は変わらないようです。 個人的には高校卒業とともに社会に出たり、 大学に出た際にはお酒は飲めるようにしておかないと、 いらぬ問題が出てしまうように思うので、 18歳の成人になったら解禁でいいのではないでしょうか。 さて、次週から、教育の自由化が行われた際に、 世界には