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月曜(親の勉強):第15回(高齢化率)

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  ※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回は出生率を見ました。 では本日は高齢化率です。 日本は高齢化社会と言われています。 さて、まず現在の日本の人口ピラミッドを見てみましょう。 人口ピラミッド(平成元年及び30年) 資料:総務省統計局「人口推計」 https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1191.html よく見るグラフではないでしょうか。 これを見ると、平成元年から30年で、 30歳以下の人口が減っているのがわかると思います。 このままでは国力が下がってしまうのではないでしょうか。 さて、世界で見るとどうでしょうか。 高齢化率のランキングをみてみましょう。 高齢化率は総人口に対する65歳以上人口の比率です。 1位:日本 28.00% 2位:イタリア 23.01% 3位:ポルトガル 22.36% 4位:フィンランド 22.14% 5位:ギリシャ 21.94% 日本がかなりの差をつけて1位ですね。 主要7か国の推移も見てみましょう 他国も伸びてはいますが、日本の伸びがかなり高いですね。 他の国と比べて差が開いているように見えます。 これを何とかするためにも前回の出生率を上げるべきなのですが、 この状況に対して少子化対策が遅れているように思います。 この状態が続くと、労働人口が減るのはもちろんですが、 民主主義として高齢者の意見が強くなりすぎて、 いろいろな改革が進まないように思います。 ある意味民主主義の弊害が起きてしまいます。 私は、せめて子供を持つ親はこのような状況を理解し、 自ら考える力を持ってほしいと願ってこのメルマガを書いています。 次回は、教育費について語ります。

金曜(コミュトレ):第14回(提案力(Proposal))

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  ※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 今週は提案力(Proposal)です。 CCC HUMANでは提案力は「言いたいことを躊躇せずに言える」と定義しています。 なので、内容を問わず勇気をもって発言することがよいでしょう。 ただ、発言ができないケースとして、  恥ずかしい、  怒られる、  知らない、  表現できない、  自分の意見がわからない、 などがあるでしょう。 知らない、表現できないは自分の意見があった後の話になりますので、 まずは自分の意見を持てるようにしましょう。 前回は意見を言う場面を促すような練習をしましたが、 今回はもう少し寄り添う形でやってみましょう。 やり方は選択肢を2択にするということです。 例えば、 親:「AとBの絵本どっちがいい?」 子:「うーん。どっちでもいい。」 親:「えー。どっちでもよくない。どっちがいい?決めて」 子:「じゃあ、B!」 親:「いいね。じゃあ、なんでBにしたの?」 子:「うーん。何となく」 親:「ちゃんと表現してごらん」 子:「うーん。Bみたいに楽しいのがいい」 親:「そうか、楽しいのがいいのか。じゃあBだね」 このように2択を迫った後に、理由をちゃんと説明させるようにしましょう。 提案には理由があります。思い付きではありません。 その理由をちゃんと答えられるようにしましょう。 日本ではみんなはAというと、BにしたくてもAに流される傾向があります。 このまま続けていると、みんなの顔色を伺って提案できなくなってしまいます。 そうではなく、自分はこっちがいいなぜならば「○○」だからと 普段から理由を言えるようにすることが、 根拠をもって提案できるということになります。 そうすれば、流されにくいし、 流されたとしても、 「○○」はまた今度にしようなどとちゃんと理由を持って変更できるでしょう。 少し前だと、出しゃばりすぎなんて言われることもあるかもしれませんが、 時代は違います。 グローバルで活躍するなら自ら発言しなくてはなりません。 発言しない人はいないも同然になります。

木曜(親子の会話ネタ):第14回(ビルゲイツの名言)

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  ※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 今日は、ビルゲイツの名言について。 ビルゲイツとは言わずと知れたマイクロソフトの共同創始者。 Windowsのマイクロソフトを世界的に有名にした人です。 一時は世界の長者番付の常連でしたね。 今はビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団を立ち上げ 慈善活動含めいろいろやっているようです。 さて、そんなビルゲイツの名言です。 ~~~ビルゲイツの名言~~~ 自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ。 Don’t compare yourself with anyone in this world… if you do so, you are insulting yourself. ~~~~~~~~~~~~~~ 他人と比べることに意味がないということが言いたかったのでしょう。 特に比較されがちな日本の教育ですが、 親は比較を無視できるおおらかさを持ちましょう。 世の中が比較だらけなので、 比較しなくてはいけないし、競争意識も大事ではありますが、 それよりも、自分の個性に着目し、それを伸ばすほうがこれからの時代に合います。 子供の興味のあるものを伸ばし、それで努力や集中力を養い、 大人になってから自分の能力を他の人の能力と組み合わせた新しいものを作る。 そんな時代が来ることでしょう。 世間の比較は仕方ありませんが、親は子供を信じてあげましょう。

水曜日は先週の振り返り(メルマガ限定)

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  「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 水曜日は先週分の各テーマを実行できたかを振り返ってもらい、 その結果を共有します。 みんなで振り返ることで、やる気もでてきます。 ご興味ある方はメルマガを是非! https://www.ccc-human.com/mail-magazine

火曜(子供との接し方):第14回(言いたいことは自分で言わせる)

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  ※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子供との接し方をテーマにしています。 今日は、言いたいことは自分で言わせる、です。 子供は、自分の気持ちを親に言わせることがあります。 例えば、抱っこしてほしいのに、 「疲れちゃったな」とか、「足が痛いな」という事が有ります。 本当に痛めている場合は別ですが、 やってほしい事と言葉が合っていないことがあります。 この場合は無下に扱うのはよくないですが、 はっきり子どもの主張を言わせるようにしましょう。 まずは「そうか疲れちゃったんだ。大丈夫?」などと声をかけてあげるものの、 「抱っこしてほしいのかな?」など、 子供の気持ちを代弁するのは少し我慢しましょう。 もちろん子供の言葉のレベルもあると思うので、補助は必要ですが、 子供から「抱っこしてほしい」という主張をちゃんと言葉に出すように 促しましょう。 日本では相手の気持ちを察してあげるのが良いことかもしれませんが、 ちゃんと言葉で言わないといけない国も多いのです。 そのためにも、ちゃんと言葉に出す訓練をしましょう。 一度できないからと言って、怒ったり諦めたりしないでください。 大人も子供も同じだと思いますが、いきなり理想の表現ができるわけではありません。 理想ばかり追い求めると親もつらいし、子もつらいです。 少しずつ、少しずつ、そしてできるようになった瞬間に褒める。 親は辛抱強さが大事です。

月曜(親の勉強):第14回(出生率)

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  ※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回は人口をみました。 人口の減少を止めるためには出生率は大事でしょう。 まずは2018年のランキングを見てみましょう。  1位:ニジェール 6.91  2位:ソマリア 6.07  3位:コンゴ民主共和国 この辺は国のイメージがわきませんね。 主要国を見てみましょう  129位:フランス 1.88  146位:米国 1.73  152位:中国 1.69  153位:イギリス 1.68  166位:ドイツ 1.57  183位:日本 1.42  192位:イタリア 1.29  202位:韓国 0.93 日本はかなり下位です。イタリアはイメージと違って低いですね。 グラフも見てみましょう。 この出生率は合計特殊出生率といって、 15歳から49歳の間の女性一人が子供を産む人数です。 つまり、結婚していることを想定した場合は、出生率が2だと、 ちょうど人口は維持します。 2以上でないと増えません。 これは知ってますよね。 そうみると、先進国は軒並み1以下ですね。 この中でも頑張っているのはフランスですね。 さて、どんな取り組みをしているでしょうか。 ●家族手当  所得制限なく2子以上の家庭に給付されます。  1子だと給付されません。ここが日本と違いますね。 ●減税  3人以上の子供を育てている世帯に対して、大幅な所得減税が受けれます。 ●年金  3人以上子供がいると年金が10%加算されます。 ●職業自由選択補足手当  全面的に仕事を休んだり、週3日か4日の勤務、時間短縮が選択可能 ●出産費用  無料 ●父親の主産休暇  80%保障 ●高校までの学費は原則無料  公立大学の学費も、数万程度の登録手続き費と健康保険料のみで、ほぼ無料 ●事実婚と婚外子  法律婚にとらわれないカップルの認知 ●保育サービス  3歳以上になると公立の保育学校に入学でき、100%保証 ●学童  ほとんど費用がかからない。 結構あったらいいなと思うものもありませんか? もう少し日本もここに力を入れて、子供の数を増やしてほしいもので

金曜(コミュトレ):第13回(知識力(Knowledge))

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 今週は知識力(Knowledge)です。 知識力は、親が環境を与えることも必要です。 知識力はある意味、興味力とも言えます。 子供はある意味まっさらです。 いろいろなことに興味を持ってもらいたいので、 いろんな話をしてあげましょう。 そのためにも、親自身が本を読んだりニュースを見たりしましょう。 特にニュースはテレビよりも、何か有料のもののほうが 質がいいので、何か自分に合うものがいいと思います。 (本でももちろんよいでしょう。) そして、そういうところから得た情報を子供と会話すると、 子供もいろいろ興味がわくことでしょう。 おのずと子供から話しかけてくれます。 自分の興味のある話をするのが知識を増やそうとする第一歩です。 いろいろと質問を投げかけてあげましょう。 親:「最近、何に興味がある?」 子:「そうだなぁ。〇〇かな」 親:「へー。どいういうところが面白いの。教えてよ。」 子:「××だったり、△△だったりするところかな」 親:「へー。××ってどういうこと?△△は俺もよく知ってるよ。□□だよね。」 こんな感じで掘り下げたり、広げたりしてあげてください。

木曜(親子の会話ネタ):第13回(今日は蚊の日)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 今日は「蚊の日」だそうです。 1897年8月20日に、 イギリスのロナルド・ロス博士という医者がマラリアがメスの蚊に 刺されることによって、 感染することを発見したそうです。 この業績で1902年にロス博士はノーベル賞を受賞したそうです。 蚊といえば足の裏の菌の数が多いほうが、 蚊に刺されやすいということを発見した田上大喜さん。 この研究は高校2年生の時に発見したそうです。すごいですね。 田上大喜さんはアメリカで生まれ、オーストラリア、シンガポールを経て、 中学から日本で過ごしたそうです。 彼は小学生の時に「なぜ妹ばかり刺されるのだろうか」という疑問から 研究続けたそうです。 親の教育がどのようなものだったかまでは読み取れませんでしたが、 小学生が蚊を集めて実験をしているということを 認めていた親はなかなかの人ではないでしょうか。 有名な”さかな君”も小学生のころには魚の絵ばかりを書いていたそうです。 学校の先生は親に対して、他の勉強もするようにと伝えたそうですが、 お母さんは 「成績な優秀な子もいればそうでない子もいる。  だからいいんじゃないですか。  みんな一緒ならロボットになってしまいますよ。」 といって、さかな君がやっていることを止めたことはなかったそうです。 このお母さんはこのころからすでにAIに勝つ方法を知っているのかもしれません。 これからの時代はまさにそうです。 自分の個性や好きなことをやり続けてその道のプロになること。 これが非常に大切なことだと思います。 っていう話を子供としてもいいと思いますよ。 好きなことを見つけてたくさんやってごらん。 といってあげてください。 どんなに変なことでも自分でやりたいという気持ちを 見逃さずに応援してあげてください。

水曜日は先週の振り返り(メルマガ限定)

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 水曜日は先週分の各テーマを実行できたかを振り返ってもらい、 その結果を共有します。 みんなで振り返ることで、やる気もでてきます。 ご興味ある方はメルマガを是非! https://www.ccc-human.com/mail-magazine

火曜(子供との接し方):第13回(性格50%・環境50%)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子供との接し方をテーマにしています。 今日は、性格50%・環境50%、です。 性格は遺伝といいますが、実際にいろいろな文献を見てみても、 簡単に言うと遺伝50%、環境が50%という見解が主流のようです。 さて、この遺伝50%を多いと思うか、少ないと思うかはありますが、 苦手なところを50%で補うというのはいささか無理があるように思います。 日本の今までの教育の基本は均一。 皆が同じことを同じようにできるようにすることが重視されています。 しかし、今まで何度も語っているようにそれではAIには勝てません。 個性を伸ばし、人と協力していくことが必要です。 多様化の時代に向けてはむしろ個性が大事になります。 つまり、子供の個性を観察し、そこに環境を50%用意するという思いが 大事ではないでしょうか? できない50%を変えるのは大変です。 できる50%を伸ばしていきましょう。 そのためにも、子供の悪いところも含めて、 親が良い点ととらえる意識も大事です。 落ち着かない ⇒ 好奇心旺盛だね うるさい ⇒ 元気がいいね。 とらえ方次第でその子の個性にもなります。 また、子供が好きなことを見つけたら、そのサポートを怠ってはいけません。 (たとえそのことに親が興味がなくても興味を持ってあげなくてはなりません。) うちの子はミジンコになぜかはまり、田んぼの水をもってかえり、 顕微鏡で見ています。 顕微鏡はポータブルなもので2000円ほど。 微生物図鑑1500円ほど。 顕微鏡で写真が撮れるように私の古いスマホを遊べないようにした上で渡しました。 そんなにお金はかかりません。 最近では「調べたことをノートに書きたい」といい出しので、 ノートを買ってあげました。 将来ミジンコが役に立つかはわかりませんが、 自分の好きなことを自分で調べ、深く追求していく気持ちは、 いつかほかの分野が好きになった際にも生きてくることでしょう。

月曜(親の勉強):第13回(日本の人口)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回は一人当たりのGDPを見ました。 とはいったものの日本はまだGDP3位だし、 大丈夫と思っている人もいるのではないでしょうか。 前回も言ったように人口は多いほうが経済成長としては有利です。 日本はかつての努力と人口ボーナスにより急成長しました。 世界の人口を見てみましょう。 順位 人数(千人) 国 1.位 1,397,715 中国 2.位 1,366,418 インド 3.位  328,240 米国 4.位  270,626 インドネシア 5.位  216,565 パキスタン 6.位  211,050 ブラジル 7.位  200,964 ナイジェリア 8.位  163,046 バングラディッシュ 9.位  144,374 ロシア 10.位  127,576 メキシコ 11.位  126,265 日本 日本は割と多いのではないでしょうか。 さて次に、今成長が止まっているなか、人口はどうなっていくのでしょうか。 前にも少し話しましたが、グラフで見てみましょう。 (最初の写真です。) 急激な減少が見て取れると思います。 つまり成長はできていないし、 人口ボーナスも得られなくなってくるということです。 人口を増やすか、外から入れるかしかありません。 外から入れるというのは移民を受け入れるということです。 ただ、どうでしょう。 日本人は島国ということもあり、 移民は受け入れにくいのではないでしょうか。 私個人としては、移民は必要という思いです。 ただし、優秀な人材を入れていく制度が必要です。 しかし、日本は優秀な人材にとって魅力的な国なのでしょうか。 ほとんどの優秀な人材はアメリカに流れてしまっています。 人口が減っていき、移民を受け入れようと思った時には 魅力のない国になっている可能性もあります。 ますます個人の力を強めていかないと辛い時代が来ると思います。 次回は出生率を見てみましょう。

金曜(コミュトレ):第12回(論理力(Logic))

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 今週は論理力(Logic)です。 論理力で重要になってくるのが分類です。 物事を説明する際に1から10まで説明していては何がポイントかわかりません。 話の内容を分類して、ポイントは3つです、といったほうがわかりやすいです。 とくに3という数字は大事です。 2つじゃ少ないし、4つでは多いのです。 3つというのはいい具合にもの事を分類できます。 例えば、  ・子供、大人、高齢者  ・男、女、LGBT  ・海、陸、空 バランスがよいと思いませんか? 子供にも3つに分類する癖をつけるといいかと思います。 意外と3つ目が難しいですよ。 分ける際に重要なのが、もれなくダブりなくというMECEという考えです。 例えば上の例でいうと、大人と高齢者はダブっているかもしれませんよね。 高齢者だって大人だと。 その通りです。 そうするとほかの言葉を使ったりしたほうがいいのかもしれません。 とっても分かりやすく言うと  ・0才から20才未満、20才から40才未満、40以上 ちょっと40以上が多いかもしれませんが、 これは漏れもないしダブりもありません。 ただ、子供が最初からやるのは難しいので、2つまで出来たら、おお!。 3つ目が何か言えたら、素晴らしい!でしょう。 切り口はいろいろあります。 例えば子供が読んでいる本で分類を試してみましょう。 桃太郎の絵本があったとして 親:「どんな人たちがいるのか、大きなくくりで分類してみよう」 子:「桃太郎と鬼」 親:「なるほど。もっと、大きな大きな、例えば、桃太郎は動物?」 子:「人間」 親:「そうだね。じゃあ他には何がでてくる?」 子:「動物」 親:「そうだね。すると鬼は?」 子:「えー。どうぶつ?」 親:「ちがうねー。鬼って本当にいるの?」 子:「いない」 親:「そうだね。だとするともう一つは架空の生き物、とか、想像の生き物かな」 このように、物事を分類してみましょう。 他にも桃太郎だとしたら 「敵、味方、脇役」 「生まれるまで、育つまで、鬼退治」という分け方もあ

木曜(親子の会話ネタ):第12回(左利きの日)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 今日は「左利きの日」だそうです。 1992年8月13日にイギリスにある「Left-Handers Club」という団体が、 左利きの人の生活を向上させたいという思いで、 提唱者の誕生日である8月13日を左利きの日にしたそうです。 さて、左利きは世の中にどれくらいいるのでしょうか。 少し前のようですが、「世界番付」というテレビ番組で 利き手のランキングが出ていたそうです。 まず右利きは87.6%、左利きは7.5%だそうです。 残りは何なんですかね?両利き?ちょっと、そこまではわかりませんでした。 次に、国別でランキングされていたようです。 左利きが多い国ランキング 1位:オランダ:15.7% 2位:ニュージーランド:15.5% 3位:ノルウェー:15.0% 右利きが多い国ランキング 1位:日本:94.5% 2位:マレーシア:92.7% 3位:インド:92.5% 日本は右利きが圧倒的に多いんですね。 そして、どうして左利きが生まれるのでしょうか? うーん。どうも調べるといろいろな説があるようで、 明確にはわかっていないようです。 左利きのメリット・デメリットは何でしょうか。 これも明確な研究結果を調べたわけではないので軽く聞き流してください。 まず左を使うので右脳が発達しやすく空間認知能力が発達し、 知能が発達するとのこと。 また、スポーツでも有利なことが多いです。 私はテニスをやるのですが、左利きの人の球は打ちにくいです。 回転が逆なのでサーブはもちろんですが、その他の球も微妙に回転が違うので、 やりづらいです。 デメリットはというと、世の中が右利きで作られていることでしょう。 ハサミ、改札、黒板。 学校の教室って黒板に対して左が窓じゃないでしょうか。 右手で書いたときに影にならないように設計されているようです。 あと、そういう右利き専用の日々からストレスを感じて寿命も短いとか。 イギリスのネイチャー誌に左利きは右利きに比べて9年も寿

水曜日は先週の振り返り(メルマガ限定)

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火曜(子供との接し方):第12回(いろんな交流ができるようにしよう)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子供との接し方をテーマにしています。 今日は、いろんな交流ができるようにしよう、です。 子供は主に学校で生活し、習い事をし、親と生活します。 同じサイクルで過ごしていると、だんだんと同じメンバでの活動になります。 特に学校では同じ学年しかいないので、上下の年齢との交流があまりありません。 一方で、別で紹介するつもりですが、 世の中にある有名な教育モデル(例えばモンテッソーリ教育)などは、 複数の学年が集まって教育を受けるという機会が多いようです。 そうすることで、自然と年齢の違う人との交流が増える仕組みになっています。 年齢の近い年上の人、年下の人と遊ぶことは考える幅が増えると思っています。 是非そういう環境においてあげることが大事だと思います。 どんなパターンがあるでしょうか。 例えば、 1.ママ友のお友達の兄弟と一緒に遊ぶ これはよくありそうですよね。 2.パパの会社の子供たちと遊ぶ。 なかなか難しいですが、 バーベキューなどであればハードルは低いのではないでしょうか。 ママ友は年齢がかぶりやすいですが、会社の関係であれば年齢がかぶりにくいです。 3.学生時代の先輩や後輩と交流を持つ。 昔の懐かしの人を誘うのもアリではないでしょうか。 4.地域の交流会に参加する。 これは探せばあるものです。 こう考えると、いかに親自身の交流が必要かもわかると思います。 親自身が積極的に参加し、その姿を見せるのもよいでしょう。 子供のためと思って頑張ってください。 最近はコロナの影響もあり、なかなか難しいとは思いますが、 ぜひそういう環境が大事であることは頭に入れておいてください。 ただ、注意点としては、他の子どもたちに混ざると、 「迷惑をかけていいないか。調子に乗りすぎでは?」などと、 悪い面が見えやすいです。 ただ、前も言ったように、よほどの危険がない限りはじっと見つめて、 良いところを探すぐらいの気持ちでいましょう。 自分で考え行動するのが、交流会のいいところなので、 じっと見つめて、子供の性格を観察しましょう。

月曜(親の勉強):第12回(1人当たりのGDP)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回は各コクのGDP成長率を見ました。 今日は一人当たりのGDPです。 一人あたりということは、単純にGDPをその国の人口で割ったということです。 いわゆる”生産性”と呼ばれるものです。 経済には人口ボーナスというものがあり、 働く人の数が多いほど経済成長が見込みやすいというものです。 つまり、GDPの中国の伸びを見ましたが、 人口の影響も多いということになります。 しかし、人口で割ると一人当たりのGDPがわかりますので、 つまるところ生産性がわかるということです。 本日は一人当たりのGDPのランキングを見せたいと思いますが、 中国は結構下なので出てきません。 逆に小さな国で何か経済的特徴がある場合は 生産性が高く上位に食い込むこともあります。 詳細は割愛しますが、下のグラフは皆さんがよく知っている国で 集めたと思ってください。 さて、下のグラフはGDPを縦軸に置いたものですが、 これを見るとどうでしょうか。 赤が日本になります。 一人当たりのGDPは全体的に右肩上がりに対して、 日本はなかなか伸び悩んでいるように見えます。 要は前々回でGDPも伸び悩んでいるが、 生産性も伸び悩んでおり、いろんな国に抜かされているのがわかります。 もっとわかりやすく、グラフの縦軸を順位に変えてみます。 どうでしょう。かつての90年代は上位だったのに2000年から急激に降下し、 2006年ごろからは20位以下。 あらゆる国に生産性で抜かれているのがわかります。 さて、今回気付いてほしい点としては、 どれほどこの認識を持っているかということです。 最近のテレビはなぜか日本素晴らしい的な内容が多いようにも見えますが、 このような状況であることがあまり伝えられていないように思います。 ここに問題定義をすれば、どのように生産性を上げるかという政策を 唱える人もいていいように思いますが、 やはり目先の消費税などが注目されます。 ある意味私たちは馬鹿にされているのではと思う時もあります。 このような状況である認識をもてば、 お

金曜(コミュトレ):第11回(質問力(Asking))

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 今週はTALKPACEの二文字目の「質問力(Asking)」です。 質問力は、知ったかぶりをせずに、わからないことを尋ねる、ということです。 さて、前回は、まずは親がたくさん質問しましょうと言いました。 これを続けていれば、子供も質問が増えてくることでしょう。 質問をされた場合の対応もちゃんと考えておきましょう。 子供からの質問が増えたらすぐ答えてしまうかもしれませんが、 今までメルマガでも「なんで?」って聞いてあげようと繰り返し書いています。 ここでもそれを使いましょう。 子:「ねぇ、なんで氷は凍るの?」 親:「おぉ、いいね。なんでかな?」 子:「うーん。なんでだろう」 親:「どういうときに凍る?」 子:「冷たくなったら」 親:「そうだね。何度で凍るの?」 ・・・・ 親:「逆に熱くなったら、水はどうなるの?」 子:「湯気になる」 親:「そうだね。それを気体というんだね」 質問者がいつの間にか逆になっていると思うでしょう。 でも、まずはこれでいいのです。 要は子供の頭にたくさん「?」を思い浮かべること。 それが、『知ったかぶりをせずに、わからないことを尋ねる』になるのです。

木曜(親子の会話ネタ):第11回(今日は「広島平和記念日」)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 今日は「広島平和記念日」です。 1945年8月6日午前8時15分、世界で初めて原子爆弾リトルボーイが投下され、 14万人の死者が出ました。 その後長崎に落とされ、 その後、核兵器が使われた戦争はありませんが、 核開発は続けられました。 世界最大の核兵器と言われているのは、 ツァーリ・ボンバといって、 1961年に実験され、その威力は広島の3300倍だそうです。 爆発の後のきのこ雲の高さは60kmにも及んだそうです。 (広島のきのこ雲が約8kmとヒマラヤ山脈ぐらいの高さです。) 大気圏が100kmなので、恐ろしい大きさです。 外務省の資料によれば、2018年での核保有国と保有数は以下です。 (括弧内は配備済みのもの) ロシア:最大6,850(最大1,600) 米国:最大6,450(最大1,750) 中国:最大280(-) フランス:最大300(280) イギリス:最大215(120) パキスタン:140~150(-) インド:130~140(-) イスラエル:80 北朝鮮:(-) <参考>https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000041393.pdf それでも核の保有数は昔に比べて減ってきています。 1986年がピークで70,481で、2018年は14,095です。 子供とむやみに話す必要はありませんが、 日本が核の被爆の唯一であること、核兵器は恐ろしいもの、 減ってきているものの、まだたくさんあること。 知識として知っていることも必要かもしれませんね。 核兵器がなくなることを願っています。

火曜(子供との接し方):第11回(チャレンジをさせよう)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子供との接し方をテーマにしています。 今日は、チャレンジをさせよう、について。 チャレンジ精神はこれからの時代に必要なものになるでしょう。 なぜなら、今までできた仕事はAIが実行するようになります。 新しいことにチャレンジしていくことが人間の価値になるのです。 そうなったときに躊躇している暇はありません。 そして、失敗を恐れず、上手くいかなかったら再チャレンジ。 その繰り返しが必要になってきます。 子供にも是非そんな子に育ってほしいですよね。 しかし、日本の教育は正解のある問題を中心に勉強をしてしまうため、 「間違えたら恥ずかしい」という想いが出てきてしまうのでしょう。 なので、勉強以外のことで是非チャレンジをさせて、 結果は気にせず、チャレンジしたことを大いに褒めてあげてください。 「ファーストペンギン」の話をするのも良いかもしれません。 ファーストペンギンとは、一番先に餌を求めて飛び込むペンギンのことを言います。 ペンギンは餌を取りに崖に行くのですが、なかなか崖から飛び降りません。 そして、最初に飛び込むペンギンがいるとその後に続くものが出てきます。 一番先に飛び込むのは自分が襲われるというリスクもありますが、 最初に飛び込めば餌を多く手に入れられるかもしれません。 なので、最初に飛び込む勇気を持ったペンギンのことを ファーストペンギンと言います。 アメリカではこのファーストペンギンの精神を植え付けるようです。 さて、子供にも最初に手を上げるなどの行動をチャレンジさせて、 その行動を褒めてあげましょう。 実際に一番最初に手を上げることにリスクはありません。 間違えて恥ずかしい思いをするかもしれませんが、大したことではありません。 私は自分の子供にファーストペンギンの話をしたところ、 なるべく最初に手を上げるようにしているように見受けられます。 水族館などではよく演技のお手伝いに選ばれることも多いです。 時には子供から「ファーストペンギンってさぁ」と話を持ち出すこともあり、 心に響いているようです。 是非、こういう話をし

月曜(親の勉強):第11回(成長率を見る)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回はGDPを見ました。 アメリカと中国は成長し続け、 日本はなんとか3位を保っているものの成長はしていないのがわかります。 もう少しわかりやすくするために、成長率も見てみましょう。 今回の目的は、見方を変えるとわかりやすくなるということです。 一方で意地悪な見方をすると、悪いものを良く見せたり、 良いものを悪く見せたりすることもできます。 メディアもよくこの手法を使って、自分の主張に合わせた 見せ方をしているので、正しい情報をつかむ訓練が必要です。 さて、成長率ですが、 何年から何年までに1年間に換算すると何パーセント増えているだろうか、 ということを見ます。 つまりは途中はなんでもいいから、 この数年の間にどれくらい成長しているかを見ます。 成長率で見る利点として、 国によっては国土の大きさも資源も違うので 前回のグラフだけでは単純な比較はできません。 小さな国はそれは規模も小さいからです。 ただ、成長率で見ると、どれくらい伸びたかなので、 他の国と比較しやすいということがわかると思います。 まずは日本が一番高かった1995年から2018年までを見てみましょう。 これを見ると、日本だけがマイナスで他はプラスになっていることがわかりますね。 少なくとも1995年から2018年は他の国は成長しているが、 日本だけは成長どころかマイナスということになります。 そして、何年から何年までの成長率を比較するかで、 その様子が変わります。 例えば、安倍政権に変わった2013年から2018年の成長率を見ると、 うーん。あまりよくないですよね。 例えば、安倍首相に忖度(そんたく)したい人がいたとします。 その場合は、2015年から2018年の成長率に変えてみます。 すると、あら不思議。 日本もがんばっているように見えますよね。 よって、成長率を見る場合は、 なるべく長期的に世界と比較することが大事ということです。 見方によってはガラッと変わることが分かったかと思います。 メディアや政府の情報を正しく見る力が必要