火曜(子供との接し方):第13回(性格50%・環境50%)
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
火曜日は子供との接し方をテーマにしています。
今日は、性格50%・環境50%、です。
性格は遺伝といいますが、実際にいろいろな文献を見てみても、
簡単に言うと遺伝50%、環境が50%という見解が主流のようです。
さて、この遺伝50%を多いと思うか、少ないと思うかはありますが、
苦手なところを50%で補うというのはいささか無理があるように思います。
日本の今までの教育の基本は均一。
皆が同じことを同じようにできるようにすることが重視されています。
しかし、今まで何度も語っているようにそれではAIには勝てません。
個性を伸ばし、人と協力していくことが必要です。
多様化の時代に向けてはむしろ個性が大事になります。
つまり、子供の個性を観察し、そこに環境を50%用意するという思いが
大事ではないでしょうか?
できない50%を変えるのは大変です。
できる50%を伸ばしていきましょう。
そのためにも、子供の悪いところも含めて、
親が良い点ととらえる意識も大事です。
落ち着かない ⇒ 好奇心旺盛だね
うるさい ⇒ 元気がいいね。
とらえ方次第でその子の個性にもなります。
また、子供が好きなことを見つけたら、そのサポートを怠ってはいけません。
(たとえそのことに親が興味がなくても興味を持ってあげなくてはなりません。)
うちの子はミジンコになぜかはまり、田んぼの水をもってかえり、
顕微鏡で見ています。
顕微鏡はポータブルなもので2000円ほど。
微生物図鑑1500円ほど。
顕微鏡で写真が撮れるように私の古いスマホを遊べないようにした上で渡しました。
そんなにお金はかかりません。
最近では「調べたことをノートに書きたい」といい出しので、
ノートを買ってあげました。
将来ミジンコが役に立つかはわかりませんが、
自分の好きなことを自分で調べ、深く追求していく気持ちは、
いつかほかの分野が好きになった際にも生きてくることでしょう。