月曜(親の勉強):第14回(出生率)
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
本日は月曜日の『親の勉強』です。
前回は人口をみました。
人口の減少を止めるためには出生率は大事でしょう。
まずは2018年のランキングを見てみましょう。
1位:ニジェール 6.91
2位:ソマリア 6.07
3位:コンゴ民主共和国
この辺は国のイメージがわきませんね。
主要国を見てみましょう
129位:フランス 1.88
146位:米国 1.73
152位:中国 1.69
153位:イギリス 1.68
166位:ドイツ 1.57
183位:日本 1.42
192位:イタリア 1.29
202位:韓国 0.93
日本はかなり下位です。イタリアはイメージと違って低いですね。
グラフも見てみましょう。
この出生率は合計特殊出生率といって、
15歳から49歳の間の女性一人が子供を産む人数です。
つまり、結婚していることを想定した場合は、出生率が2だと、
ちょうど人口は維持します。
2以上でないと増えません。
これは知ってますよね。
そうみると、先進国は軒並み1以下ですね。
この中でも頑張っているのはフランスですね。
さて、どんな取り組みをしているでしょうか。
●家族手当
所得制限なく2子以上の家庭に給付されます。
1子だと給付されません。ここが日本と違いますね。
●減税
3人以上の子供を育てている世帯に対して、大幅な所得減税が受けれます。
●年金
3人以上子供がいると年金が10%加算されます。
●職業自由選択補足手当
全面的に仕事を休んだり、週3日か4日の勤務、時間短縮が選択可能
●出産費用
無料
●父親の主産休暇
80%保障
●高校までの学費は原則無料
公立大学の学費も、数万程度の登録手続き費と健康保険料のみで、ほぼ無料
●事実婚と婚外子
法律婚にとらわれないカップルの認知
●保育サービス
3歳以上になると公立の保育学校に入学でき、100%保証
●学童
ほとんど費用がかからない。
結構あったらいいなと思うものもありませんか?
もう少し日本もここに力を入れて、子供の数を増やしてほしいものです。
では、次回は高齢化の率を見てみましょう。