金曜(コミュトレ):第12回(論理力(Logic))
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
金曜日にコミュトレというものをテーマにします。
今週は論理力(Logic)です。
論理力で重要になってくるのが分類です。
物事を説明する際に1から10まで説明していては何がポイントかわかりません。
話の内容を分類して、ポイントは3つです、といったほうがわかりやすいです。
とくに3という数字は大事です。
2つじゃ少ないし、4つでは多いのです。
3つというのはいい具合にもの事を分類できます。
例えば、
・子供、大人、高齢者
・男、女、LGBT
・海、陸、空
バランスがよいと思いませんか?
子供にも3つに分類する癖をつけるといいかと思います。
意外と3つ目が難しいですよ。
分ける際に重要なのが、もれなくダブりなくというMECEという考えです。
例えば上の例でいうと、大人と高齢者はダブっているかもしれませんよね。
高齢者だって大人だと。
その通りです。
そうするとほかの言葉を使ったりしたほうがいいのかもしれません。
とっても分かりやすく言うと
・0才から20才未満、20才から40才未満、40以上
ちょっと40以上が多いかもしれませんが、
これは漏れもないしダブりもありません。
ただ、子供が最初からやるのは難しいので、2つまで出来たら、おお!。
3つ目が何か言えたら、素晴らしい!でしょう。
切り口はいろいろあります。
例えば子供が読んでいる本で分類を試してみましょう。
桃太郎の絵本があったとして
親:「どんな人たちがいるのか、大きなくくりで分類してみよう」
子:「桃太郎と鬼」
親:「なるほど。もっと、大きな大きな、例えば、桃太郎は動物?」
子:「人間」
親:「そうだね。じゃあ他には何がでてくる?」
子:「動物」
親:「そうだね。すると鬼は?」
子:「えー。どうぶつ?」
親:「ちがうねー。鬼って本当にいるの?」
子:「いない」
親:「そうだね。だとするともう一つは架空の生き物、とか、想像の生き物かな」
このように、物事を分類してみましょう。
他にも桃太郎だとしたら
「敵、味方、脇役」
「生まれるまで、育つまで、鬼退治」という分け方もあるでしょう。
3つに分類すると、説明がぐっと楽になります。
日ごろから練習しましょう。