火曜(子どもとの接し方)
第28回(肯定的な指摘)

 

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
火曜日は子どもとの接し方をテーマにしています。
 
今日は、肯定的な指摘、です。
 
今までこのメルマガでもたくさん褒めてあげましょうと、
書いてきました。
しかしながら、直してほしいことや、注意しないといけない場面もあるでしょう。

その際に、ついつい「○○してはいけ”ない”」と否定的な言葉を使ってしまうでしょう。
仕方ありません、今やっていることを止めたいのですから、
否定的な言葉が先に出てくるものです。
 
しかし、そこをぐっとこらえること、
子どもの自己肯定感を上げることができます。

例えば、お箸の持ち方を直したいときに、
否定的:「そうじゃなくて、ちゃんと持ちなさい。ほら、こう」
肯定的:「お箸うまくなってきたね。
     あ、こうやって持つとかっこいいし、力も入るよ」
最終的には、同じ目的になると思いませんか?

子どもの目線からすると
否定的の方は『これ以上怒られたくない』
肯定的の方は『頑張ってみよう』
となると思います。

その場合、できるようになったときにも気持ちの変化があります。
否定的の方は『これで怒られなくなった』
肯定的の方は『できるようになった!』
気持ちが違うと思いませんか?

後者が自己肯定感がアップするということです。
 
ぜひやってみてほしいのですが、
一つ注意点があります。
 
それはすぐに効果を求めないことです。
否定的の方は恐怖をあおるので、ある意味即効性はある反面、
できない場合の「自分はダメなんだ」と思ってしまうのです。
 
一方で、肯定的の方はそのことのメリットが腑に落ちないと、
いまいちピンと来ない可能性はあります。

なので、何度も言うか、子ども自身が気づくまでは時間がかかるでしょう。
それでも、肯定的な方をお勧めします。

自分が納得してできて自分に自信を持つ。
これほど人生にとって良いことはないからです。
 
大人でも同じではありませんか?
仕事などで自分のできないことを叱られるよりも、
自分で納得してできるようになって褒められた方が、
良いと思いませんか?
 
子供も大人も同じ人間です。
肯定的な言葉をかけてあげましょう。
 
いきなりは難しいので、
親:「そうじゃないの、(あ、しまった)、こうやって持つと、かっこいいよ」
という感じになっても仕方がないと思いますので、

少しずつ自分自身を変えてみてはいかがでしょうか。

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