火曜(子どもとの接し方)
第31回(選択肢を与えて決めてもらう)
※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、 現在は無料公開期間として全文を公開しています。 メルマガの登録はこちら ⇒ https://www.ccc-human.com/mail-magazine 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子どもとの接し方をテーマにしています。 今日は、選択肢を与えて決めてもらう、です。 例えば、お手伝いをしてもらいたいときにどのように頼んでいますか? 「○○やってくれる?」 こんな頼み方をしていると思います。 この言い方が悪いわけではありません。 ただ、これは指示を与えるだけですので、 「○○と△△があるけど、どっちかやってほしいな、どっちがいい?」 このように選択肢を与えて決めてもらいましょう。 これは子どもに決断してもらうことに意味があります。 大人になって大事なことは決断していくことです。 決断ができないと、指示待ちになってしまったり、 他の人の意見に流されるようになります。 これではこれからのグローバル社会では生きていけません。 自ら決めて行動する力を育みましょう。 まずはいろいろな場面で選択肢を与えて、 決めてもらうことをやってみましょう。 その際に、子どもが「○○をやる!」といった場合、 「いいね。ありがとう。そっちにしたのはなんで?」 と理由を聞いてみるのも効果的です。 理由を聞くのは、決断に根拠を持ってもらうためです。 「私はこういう理由で、○○を選択した」 これは決断の際にとても重要なポイントです。 これがないと、ただなんとなく決めているだけで、 人の意見に流されやすくなってしまいますし、 理由がはっきりしていれば、実際にやってみてその理由が違っていたら、 自分で修正していくことができるのです。 しかしながら、最初はなかなか決められないかもしれません。 そんな時に怒ってしまってはダメです。 「うーん。」なんて言ってなかなか決められない場合は、 「じゃあ、お母さん(お父さん)はこっちの方が簡単だから○○をやるね。」 というように、理由とともに選択していく姿を見せてください。 このような姿を見せて