金曜(コミュトレ)
第46週(相手の言葉を繰り返し共感する)

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 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 

今週は演技力(Acting)です。
コミュトレでは「自己を表現する力」としています。
 
前回の演技力では絵本の一部を子供に読んでもらうことを書きました。
今日は、相手の言葉を繰り返し共感することをやっていきましょう。
 
子どもが表現力を高めるためには、
まずは子どもが多く話してもらうことが大事です。

そのためには、子どもにたくさん話をしてもらい、
親は聞き上手になることがよいでしょう。
 
そのポイントは共感です。
相手の話の腰を折らずにしっかりと聞き、
一緒に共感してあげることが良いでしょう。
 
共感と言っても
「うんうん。わかるよー」と言うのもいいですが、
そればかりになっても子どもは
「聞いてるのかな?」と思ってしまうかもしれません。

そんなマンネリにならないようにするには、
相手の言葉を繰り返してあげると
「聞いてくれた」と思うようになるでしょう。
 
例えば、
子:「学校で○○なことがあって、嫌だったんだぁ。」
親:「そっか、○○なことがあって、嫌だったんだね」
子:「どうして、そんなことしてくるのかなぁ。」
親:「うーん。どうして、そんなことしてくるのかで悩んでるんだね」
子:「そう。私も(僕も)いやだって言ったんだけど、聞いてくれなかったんだ。」
親:「嫌だという気持ちを伝えても、やめてくれなかったのかぁ。」
 
このように、相手の話をまずは繰り返してあげることで、
「聞いてもらえている」というように思います。
そうすると、子どもはもっと話してきてくれるでしょう。
 
時には、子どもが表現できていない
言葉を補ってあげると良いでしょう。

上の例だと、子どもの「なんでかなぁ」を
親が「悩んでいるんだね」と表現してあげることです。

そうすると、子どもの中でも表現力の幅が広がります。
時には子供がオウム返しで
「そう悩んでるの」と言ってくることもあります。
 
このように、一言で共感すると言っても難しい場面でも、
相手の言葉を繰り返して言ってあげることで
共感していることを伝えることができるので、
ぜひやってみてください。

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