木曜(親子の会話ネタ)
第27回(今日はペンの日)

 

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、
親子の会話ネタを書いていきます。
 
今日は、ペンの日、だそうです。
 
1935年のこの日、日本ペンクラブが創立されたことにより、
30周年の1965年に同クラブが制定したそうです。
日本ペンクラブというのは、国際ペンクラブの日本支部にあたるそうです。

では、国際ペンクラブというのは何かというと、
第1次世界大戦後間もなく、イギリスの女流作家C.A.ドーソン=スコットの提唱により、
戦争の悲惨を繰り返すまいと願い、作家・文筆家の表現の自由を確立して、
国境を超えた相互理解と連帯をはかろうという趣旨で始まったようです。

世界102ヶ国に144センターを有する団体だそうです。
ペン(PEN)は、文字を書く道具としてのペンをあらわすとともに、
P会員(Poets=詩人、Playwrights=劇作家)
E会員(Essayists=随筆家・評論家、Editors=編集者)
N会員(Novelists=小説家)
の頭文字でもあるそうですよ。
 
※日本ペンクラブより
http://japanpen.or.jp/international/
 
ペンと言えば私の中では、
消せるボールペンのフリクションボールペンが画期的だと思っています。
 
1975年からの長い開発秘話があるそうです。
詳細は公式ホームページで。
※フリクション
https://www.frixion.jp/story/
 
その中で注目したのは、発売した国です。
2005年にフリクションインキ(フリクションボールのインク)が誕生すると、
まずは2006年にヨーロッパで先行発売したそうです。
そして、爆発的なヒットになったようです。
 
この背景として、ヨーロッパでは、
子どもの授業で万年筆が使われているからです。
 
これは私も子どものころにイギリスにいた際に体験しましたが、
小学生でも万年筆を使います。
 
インクを差し替えるカートリッジ式を使っていましたが、
書き間違えた際は一度だけ消せる透明なペンを使って消します。
 
すると、書いた字はスーッと消えるのですが、
その上から同じペンで書いても紙に消せる透明の液がのこっているため、
書くことができません。
 
そこで、別の水生ペンで書くのです。
そして、この水生ペンは一度書くと消せません。

さらに、いろんな液が紙にしみこむので、結構滲んで汚い感じになりました。
ペンも常に3本持たないといけないので、大変なのです。
 
その思い出あるので、フリクションがヨーロッパで爆発的に売れるのは、
納得です。
 
このように、どこで何を売るのかも大事ということですね。
グローバル視点を持てばチャンスはいろいろあるのだと思います。
 
その後は2007年に日本でも発売、世界中に広がり、
世界累計30億本を売っているそうです。
「1000万本売れれば大ヒット」といわれるボールペン業界で、
驚異的な数字ですね。
 
世界を知れば、考えの世界は広がります。
 
※参考記事:ダイヤモンドオンライン
https://diamond.jp/articles/-/180410?page=

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