月曜(親の勉強)
第26回(日本のスーパーグローバル大学創成支援事業とは)
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
本日は月曜日の『親の勉強』です。
前回は留学生が多くアメリカに行っていることがわかりました。
そして、前々回は日本人は留学生が減っていることがわかりました。
さて、まず前々回見た大学進学率を見てみましょう。
日本もここ20年で大学の進学率は倍になっていますね。
それでも留学生が減っているということは、
みんなが日本の大学に進んでいるということになります。
さて、日本は大学のグローバル化はどのようなことを考えているのでしょうか。
文部科学省ではスーパーグローバル大学創成支援事業というのがあります。
概要を言うと、
国際化を徹底して進める大学を重点支援するため、
2014年から活動を行っているようです。
さらに具体的には、
世界レベルの教育研究を行う大学「タイプA(トップ型)」(13大学)
日本社会のグローバル化を牽引する大学「タイプB(グローバル化牽引型)」(24大学)
合計37大学が採択され、徹底した国際化と大学改革を進めています。
採択校はこちらをご覧ください。
タイプAには東大などの国立大学と、慶応・早稲田などが並んでいます。
タイプBには千葉大、上智、国際基督教大学などがあります。
その中でも私は国際教養大学に注目しました。
秋田県秋田市にある大学です。
日本初ワールドクラスリベラルアーツカレッジ構想
何やら難しい言葉ですが、
「日本に軸足を据え、世界で活躍する人材育成」を掲げています。
この学校は2004年に開学し、
「全部英語、留学必修」
授業は全部英語だそうです。
「少人数、全寮制」
1年生は寮に入るのが必須で多様性を学ぶそうです。
1クラス当たりの受講者数は平均18.4人と少ないです。
全学生900人のうち200人を各国の提携大学から留学生として
受け入れています。
その他にも「半数以上の外国人教員」、「24時間オープンの図書館」など、
大胆な教育を実施しています。
素晴らしい活動だと思いました。
このような大学がもっと増えるべきと思います。
もっと強制的に英語が必要な環境を作らないと、
日本は後れを取ってしまうでしょう。
ドイツや韓国はもっと早い時期から英語化にうまく対応しています。
次回は日本の大学は世界と比べてどのような位置にあるのか紹介します。