金曜(コミュトレ)
第44週(知識力(Knowledge)
データの重要性を理解してもらう)

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 

今週は、知識力(Knowledge)、です。
「状況に合わせて、適切な語彙や語句を使える」としています。
 
前回は興味のある分野の本を一緒に探そうという話をしました。
今週は少し「適切な語彙や語句」という言葉の解釈を少し広げて、
適切な『データ』を使えるようになることを考えてみましょう。
 
使うためにはまず理解する必要があります。
データとは数値だったり、その物事の背景にある根拠です。
 
例えばとても簡単な例を挙げると、
2年連続で宝くじが当たる売り場があります。
ここで買うと当たる確率は上がるでしょうか。
 
当然上がりません。
2年連続で宝くじが当たったのは、
その売り場で買った人が多いからでしょう。

仮に、テレビで『この売り場は当たるで有名なお店です!』
と言っていたら、
本当か?何を根拠に?と思う必要があります。
 
これがデータを理解し、使えるようになる第一歩です。
次の例は根拠は見つからなかったのですが、
最近報道されているコロナのリバウンドです。

私からすると、
季節の変わり目は風邪をひきやすい
という可能性もあるのでは?
と考えます。

毎年の月ごとの風邪をひく統計と比較しないと
人の流れとの関係有無がわからないのではないかと思います。
 
リバウンドを軽視しろといっているわけではありません。
その可能性を見るべきです。
特にお金をかけれるテレビであれば
もっとできるはずなのに、
不安を煽るだけの報道は私には納得できません。
 
よって、このようなデータを出さないテレビは
あまり好きではないです。

一方で大人がこのようなデータの重要性を理解し、
本当だろうか、という疑問を持てれば、
子どもとの会話にも役に立つでしょう。
 
例えば、
テレビ「(東大生の出ているクイズ番組)また正解!すごいですね」
子「東大生って頭いいんだね」
親「頭がいいってなんだろうね。」
子「こんな難しい問題溶けるから頭いいんじゃないの?」
親「でも答えのある問題でしょ?今はGoogleで調べればわかるよね。」
子「そっかぁ」
親「本当の頭の良さはこれからは違うんじゃないかな。
  あたらしいものをうみだすちからが大事だよ。
  世界で活躍している人がどんな大学を出ているのか。
  東大が世界の大学のどのランキングにいるのか調べてみるといいかもね。」
 
最近テレビを見ないので、
あまりデータっぽくない例になってしまいましたが、
テレビが伝えたいものが本当なのかを親が見極め、
その裏の意図を考え、子どもと話をしてみるのはどうでしょうか。
 
そのためには、このメルマガの月曜「親の勉強」で紹介している
広い視点を頭に入れておくことが大事だと思って配信していますので、
参考にしていただければと思います。

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