木曜(親子の会話ネタ)
第44週(電気記念日)

※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。
※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、
 現在は無料公開期間として全文を公開しています。
 メルマガの登録はこちら

「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、
親子の会話ネタを書いていきます。

今日は、電気記念日、だそうです。
 
1878年3月25日にグローブ電池50個を用いて弧光灯(ここうとう)が
日本で初めて電気に明かりが灯されました。
これを記念して1927年に日本電気協会が「電気記念日」と定めたそうな。
 
わからない言葉が多くありますね。
子どもにも開設しやすいように順序だてて書いてみます。
 
さて、まずグローブ電池とはなんでしょうか。
グローブ電池とは、
1839年にイギリスのグローブ卿によって発明された
燃料電池です。
 
つまり、最近話題にも出てくる
燃料電池の始まりと言ってもよいでしょう。

燃料電池とは、
水素(H)と酸素(O)を化合することで電気を発生させる仕組みです。
Hが2個とOが1戸でH2Oとなり、要するに水になります。

燃料電池は電気と水がでるという
クリーンなエネルギーとして注目されており、
今では宇宙船に使われています。
月面着陸したアポロ11号でも使われ、
出てきた水は生活用水として使用されました。
 
しかし、当時のグローブ電池は
希硫酸中の亜鉛と濃硝酸中の白金が使われており、
1.9Vの電力を発生させ注目を浴びましたが、
欠点がありました。
 
有害な二酸化窒素を発生させ、
電力も徐々に落ちてしまったのです。

次に弧光灯(ここうとう)とはなんでしょうか?
弧光灯はアーク灯のことです。
アーク灯とは電気の通った炭素棒を近づけると放電し、
それにより強烈な光が発生します。
 
イメージとしては金属と金属を
つなぎ合わせる溶接する際に発生する光です。
直視すると目がやられるほどの光です。
 
一時は流行ったのですが、光が強烈なのと、
熱エネルギーが多く無駄が多いということで、
白熱灯に置き換わりました。
 
つまり、アーク灯はエジソンの開発する
白熱電球より前のものになるということですね。

現在ではLEDが主流になってきていますが、
LEDはプラスとマイナスの電流が
LEDチップ内で衝突するエネルギーを利用して発光します。

もっと簡単に言うと、
電気を直接光に発行させる仕組みで
とても効率が良いです。
 
どうして直接光に変換できるのか?
そう思った方は素晴らしいです。

冒頭に言いましたが、
今日は特に子供が疑問に思うような順番で書いています。

それは何?
どうなってるの?
今はどうなってるの?
 
このように子どもに「それは何?」
と思わせることも大事です。
そうすることで子どもが疑問を持つようになりますし、
話も弾むでしょう。
 
<参考>
3月25日  電気記念日
https://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0325.html
アズワン 燃料電池
https://www.as-1.co.jp/academy/28/28.html
日本初の白熱電球
https://toshiba-mirai-kagakukan.jp/learn/history/ichigoki/1890lamp/index_j.htm
LEDの発光原理~LEDの豆知識~
https://www.ohjec-led.com/blog/post-3/

このブログの人気の投稿

水曜日はフィードバックの日(メルマガ限定)

土曜日:振り返り

水曜日はフィードバックの日(メルマガ限定)