金曜(コミュトレ):第4回(行動力)
※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、 現在は無料期間中ですので、オープンに公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 TALKPACEの三文字目の「論理力(Logic)」について、説明します。 論理力は、道理や筋道に則って考える、ということです。 いろいろとテクニックはありますが、子供にもわかりやすく言うと、 A:『私はこう思う(主張)』⇒『なぜなら○○や△△だから(根拠)』 というパターンと B:『○○や△△だから(根拠)』⇒『私はこう思う(主張)』 というパターンがあります。 難しい言葉でいうとAは演繹法と言い、Bは帰納法と言います。 どちらが良いとかはありません。 しかし、子供はこの主張と根拠をごちゃまぜにするので 「何が言いたいの?」となることがあります。 いろいろ難しいことを書いてしまいましたが、 要はこんな会話をしてみましょう。 <Aパターン> 子:「今日はいい日だった!」 親:「へー、よかったじゃない。どんなことがあった?」(根拠を聞く) 子:「こんな楽しいことがあったんだ」 親:「へー、いいね。他には?」(他にも根拠があるか聞く) 子:「こんなことがあった。」 親:「へー。それはいい日だったね」 <Bパターン> 子:「こんな楽しいことがあったんだ」 親:「へー、いいね。他には?」(他にも根拠があるか聞く) 子:「こんなこともあった。」 親:「いいね。じゃ今日はどんな日だった」(いろいろあったけど主張はなんだろう?) 子:「今日はいい日だった!」 親:「いいね!」 子供の主張と根拠を区別して話すように促していきましょう。 年齢が上がってきたら「例えば?」と根拠を聞いたり、 「要するに?」と主張を聞いたりしてもいいでしょう。