金曜(コミュトレ)
第64週(主語を明確に言おう)
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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 
 
今週は説明力(Explanation)です。
コミュトレでは「複雑な事柄を理解し、説明する」としています。
 
前回の説明力は話の切り替わりを伝えてもらう、ということでした。
今回は、主語を明確に言おう、です。
 
子どもが何を言っているかよくわからないという時は、
主語が抜けているときが多いです。
 
他にも述語、いつ、どこでなどが抜けていることもありますが、
まずは主語を意識してもらいましょう。
 
例えば、
子:「公園で、こけちゃってさぁ」
親:「ん?誰がこけたのかな?」
子:「友達がこけちゃった」
親:「『友達が』こけちゃたのね。大丈夫だった」
子:「うん。」
親:「主語を意識して話すとわかりやすいから意識してね。」
子:「主語?」
親:「そう。こけたのは『誰が』というところ。
   さっきのこけた部分を主語を入れて言ってごらん。」
子:「公園で、友達がこけちゃって、こんな感じ?」
親:「そうそう。試しに『友達が』を『私が』に変えていってみてごらん。」
子:「公園で、私がこけちゃって、全然ちがうよ(笑)」
親:「そうでしょ。でも、聞いている人はどっちかわからないんだ。
   だから主語はとても大切だよ。」
 
しっかりと主語の役割を教えてあげましょう。
決して、説教っぽくならないように、
してあげたいものです。
 
なぜなら、言ってもなかなか直りません。
そのため、根気よく接する必要があるのです。

そして、親自身も主語が抜けているケースがあるので、
親自身も意識して話すようにしてください。
 
また、こういう話をしていると、
子どもが真似して「誰がが抜けているよ」と
親の話に口出ししてくるかもしれません。
 
そんな時に、「文脈でわかるでしょ!」
なんて言ってはいけません。

「あ、そうだったね。主語が抜けてたね。」
としっかりと受け止めてあげてください。
 
主語をしっかり入れるゲームのつもりで
やるといいかもしれませんね。

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