月曜（親の勉強）
第34回（デンマークの教育ICTの取り組み）
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本日は月曜日の『親の勉強』です。
本日は月曜日の『親の勉強』です。
前回はGIGAスクールについて日本の教育ICT化を説明しました。
今回は海外での教育ICT化について書きます。
今回は海外での教育ICT化について書きます。
まずはOECD国際指導環境調査で教育ICTに関するランキングを見てみましょう。
下の図は文部科学省の資料に記載されているものを使用しています。
下の図は文部科学省の資料に記載されているものを使用しています。
中学校で生徒に課題や学級での活動にICTを活用させているか。
OECD31ヶ国の平均が51.3%に対して、日本は17.9%ととても低いです。
次の図は、他の生徒と共同作業でコンピュータを使うか。
こちらは残念ながらダントツで最下位となっています。
※文部科学省 学校情報化のこれまでの動きについて
https://www.mext.go.jp/content/20200226_mxt_syoto01-000004170_01.pdf
https://www.mext.go.jp/content/20200226_mxt_syoto01-000004170_01.pdf
日本の教育ICT化が遅れている中で、
二つの図で上位にあるデンマークの教育ICT化について見てみましょう。
まずデンマークの情報ですが、
人口：約581万人（2019年デンマーク統計局）（兵庫県とほぼ同じ）
面積：約4.3万平方キロメートル（九州とほぼ同じ）
首都：コペンハーゲン
言語：デンマーク語
1人当たりGDP：59,770 US$（10位）（日本は40,256 US$（25位））
人口：約581万人（2019年デンマーク統計局）（兵庫県とほぼ同じ）
面積：約4.3万平方キロメートル（九州とほぼ同じ）
首都：コペンハーゲン
言語：デンマーク語
1人当たりGDP：59,770 US$（10位）（日本は40,256 US$（25位））
デンマークは今まで紹介してきたランキングでも
上位に入ることが多かったですね。
どのように教育ICT化を進めたのか。
デンマーク政府は2013-2014年度から学校で
学習者BYODを前提としたICT環境整備を進めたようです。
BYODとは"Bring Your Own Device"といって、
BYODとは"Bring Your Own Device"といって、
個人所有のデバイスを持っていくことです。
つまり、デンマークの学校では自分で端末を
持ってきてWifiにつなぐということのようです。
普段使い慣れた機器のため操作上のトラブルは少なく、
一方で機材を持ち込まない生徒に対しては、
一方で機材を持ち込まない生徒に対しては、
貸し出しているようです。
こうすることで、結果的に予算も削減できているようです。
今やデバイスを持っているのが当たり前の時代なので、
良い方向性に思います。
また、政府の電子化も進んでおり、
15歳からは政府や行政からの連絡を電子メールで受け取らなければならず、
ICTスキルは必須のようです。
ICTスキルは必須のようです。
さて、このように進んだ背景として、
取り組みとしてだいぶ前から取り組んでいるようです。
取り組みとしてだいぶ前から取り組んでいるようです。
具体的には、1985年にUNI-C（デンマーク教育研究 IT センター）が設立され、
1990年代から学校インターネット環境聖地への投資を行い、
2000年代には基礎学校、普通高校それぞれで
ICT 環境整備・活用推進を大規模プロジェクトして行ってきたようです。
デンマークの高校においては、
2010 年からインターネットにアクセスできる環境で試験を受けることができ、
知識を試すテストから、ウェブ上の情報を活用しながら
知識を試すテストから、ウェブ上の情報を活用しながら
問題に取り組む力を試すテストへの転換を図っているようです。
これは私の考える理想のテストです。
今やインターネットで物事を調べながら、
検討していくのが当たり前の時代です。
答えのない問題に自分の意見を発信していくことが
必須だと思います。
また、2011年から2014年にかけて高校では
プログラミング教育もパイロット運用されて来たようです。
インターネットに対する教育もフィルタリングによる規制から、
ルールによる運用が進んできており、
子どもに対するインターネットの扱い方の
ルールによる運用が進んできており、
子どもに対するインターネットの扱い方の
考え方そのものが定着しているようにも感じました。
さていかがだったでしょうか。
前回の内容と比べて日本が10年、
前回の内容と比べて日本が10年、
いや20年遅れているように感じました。
コロナで急速に進むことも期待したいですが、
政府の電子化も遅れているので、
課題は多そうです。
是非、学校に頼らずインターネットの扱いなどを
子どもと話してみてはどうでしょうか。
＜参考＞
外務省 デンマーク王国 基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html
CIEC コンピュータ利用教育学会 北欧における初等中等教育の情報化
https://gakko.site/eduwoods/doc/141208CIEC.pdf
富士通総研 教育分野における先進的なICT 利活用方策に関する調査研究
https://www.soumu.go.jp/main_content/000360824.pdf
朝日新聞 「デジタル先進国」デンマークのICT教育、キーワードは三つ
https://www.asahi.com/edua/article/13959592?p=1
日本の教育は遅れている！？ICT教育の海外事例からわかる日本の現状
https://studystudio.jp/contents/archives/44368
ICT教育の普及率は？海外の事例6選！日本のICT教育の現状＆課題
https://www.sejuku.net/blog/118923
外務省 デンマーク王国 基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html
CIEC コンピュータ利用教育学会 北欧における初等中等教育の情報化
https://gakko.site/eduwoods/doc/141208CIEC.pdf
富士通総研 教育分野における先進的なICT 利活用方策に関する調査研究
https://www.soumu.go.jp/main_content/000360824.pdf
朝日新聞 「デジタル先進国」デンマークのICT教育、キーワードは三つ
https://www.asahi.com/edua/article/13959592?p=1
日本の教育は遅れている！？ICT教育の海外事例からわかる日本の現状
https://studystudio.jp/contents/archives/44368
ICT教育の普及率は？海外の事例6選！日本のICT教育の現状＆課題
https://www.sejuku.net/blog/118923
