木曜(親子の会話ネタ)
第33回(七種粥)

 

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、
親子の会話ネタを書いていきます。
 
今日は1月7日、七草粥(ななくさがゆ)の日ですね。

年末はいろいろと行事が多く、実際に食べる方もいるのではないでしょうか。
本日は七草粥の由来などについて書きます。
七草粥は中国の伝統と日本の伝統が合わさってできたようです。
 
まずは中国には「人日の節供」というものがあるそうです。
1日から順番に動物を当てはめた占いをしたそうです。
元日は鶏
2日は狗(犬)
3日は猪
4日は羊
5日は牛
6日は馬
7日は人の日
それぞれの吉凶を占ったそうです。
7日は人に刑罰も与えないという風習だったようです。
7種の若菜を入れた温かい吸い物を食べ、1年間の無病息災を祈ったそうです。
 
一方で日本にも、年の初めに若菜を積んで
粥を食べて健康を願う風習があったそうです。
この二つが平安京時代に合わさって、今の七草粥になりました。
 
七草は
・芹(せり)
⇒別名シロネグサ、「競り勝つ」という意味をかけて、縁起物
 ビタミンA、ビタミンCなどが含まれる。
 
・薺(なずな)
⇒ぺんぺん草。ビタミンKが豊富に含まれ、
 骨粗しょう症の改善効果が期待。
 
・御形(ごぎょう)
⇒ハハコグサと呼ばれるキク科。「仏体」を表す縁起物。
 咳止め・痰きり・喉の炎症・利尿・むくみに効果。
 
・はこべ
⇒ナデシコ科。「繁栄がはびこる」として、縁起のよい植物。
 ビタミンB群やビタミンCなどが含まれる。
 
・仏の座(ほとけのざ)
⇒コオニタビラコというキク科。シソ科でホトケノザは食べれず別物
 健胃・整腸作用、高血圧予防などがある。
 
・菘(すずな)
⇒カブでアラブナ科。「神を呼ぶ鈴」として縁起物。
 ビタミンA、B1、B2、Cなどが含まれる。
 
・すずしろ
⇒大根です。「汚れのない純白さ」を表している。
 ビタミンA、Cなどが含まれる。
 
調べてみると、健康的なものが多いですね。
おせち料理で疲れた胃を休めて、
野菜が乏しい冬場に栄養素を補うという効果もあるようですね。
 


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