金曜(コミュトレ)
第86週(演技力 顔の表情で遊ぶ)

 

「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
金曜日にコミュトレというものをテーマにします。
 
今週は演技力(Acting)です。
コミュトレでは「自己を表現する力」としています。
 
今日は、顔の表情で遊ぶ、です。
 
メラビアンの法則というのをご存じでしょうか?
カルフォルニア大学の心理学者
アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則です。
 
コミュニケーションにおいて、
相手に与える影響の高い順は
 
・視覚情報(Visual)が55%
 ⇒顔の表情や仕草
・聴覚情報(Vocal)が38%
 ⇒声のトーンや話の早さ
・言語情報(Verbal)が7%
 ⇒話す内容
 
という法則です。
 
話す内容より、
顔の表情や声のトーンなどが
重要な役割を果たしているということです。
 
例えば、
「ありがとう」や「ごめんなさい」を
怒った顔と、とても強い口調でいうと、
本当の感謝や謝罪の意味は
伝わらないですよね。
 
このように表情や声のトーンはとても大切です。
 
欧米の方は文化もありますが、
とても表情が豊かです。
 
それこそ日本のコントのような表情を
リアルで行います。
 
是非、親は子どもの前では表情を豊かにして、
子どもが表情豊かに表現する大切さを、
身に着けてもらいましょう。
 
とはいっても、
怒った表情などは、
日ごろから出すのも大変なので、
練習としては、
表情で遊んでみましょう。
 
例えば、
親:「見て見て、(顔を両手で隠す)」
子:「なになにー」
親:「(両手を開いて)怒ったときの顔(怒った表情。大げさに)」
子:「なにそれー」
親:「(両手で隠してまた開いて)嬉しい時の顔」
子:「きゃはは。おもしろーい」
親:「(両手で隠してまた開いて)悲しい時の顔」
子:「私(僕)も私(僕)もー!
   (両手で隠して開いて)怒ったときの顔」
親:「いいねー」
子:「(両手で隠してまた開いて)悲しい時の顔」
親:「はは!他には?」
 
日常で顔の表現力が高められればいいですが、
それは親次第です。
 
まずは親子で顔の表情で遊んで、
表情の豊かさを楽しんでみては
いかがでしょうか?

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