月曜(親の勉強)
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月曜日は『親の勉強』です。 
 
前回は"GAFAM"の"G"のGoogleについて、
今週は"A"のAppleについてです。
 
Appleは言わずと知れた
iPod、iTunesやiPhoneなど革新的な製品を
世に出している企業です。
 
2021年12月17日時点の時価総額は
堂々と世界一です。
 

歴史を少したどると、
1976年にスティーブ・ジョブス、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの
3人でAppleを立ち上げます。

1976年にApple Ⅰというテレビとキーボードを接続すると使える
コンピューターを販売し、
1981年にMacintoshのコンピュータが発表されます。
しかし、この辺りにジョブズの社内での対立が起こるようになります。
 
1985年にジョブズは退社し、自らNeXTというコンピュータの会社を立ち上げます。
その後いろいろな製品を出しますが、
IBMやMicrosftとのコンピュータ市場の競争激化もあり、
Appleは業績不振に陥ります。

1997年にジョブズの作ったNeXTの会社を持つOSなどが必要になり、
NeXTを買収し、ジョブズが復帰します。

1998年にはオールインワン型のPCのiMacを発表。
革新的なデザインと技術で大ヒット。
 
2001年にはiPodを発表。ハードディスクで多くの曲を持ち運べ、
直感的なデザインで大ヒット。
 
2003年にはiTunes Storeのサービスが開始し、
1局あたり0.99ドルで音楽をダウンロードできるようになり、
音楽業界を変えてしまいました。
 
2007年にiPhoneを販売。マルチタッチスクリーンなどの革新的技術と
デザインで話題となった。携帯電話の概念を変えます。

2010年にはiPadを発表。
2011年にジョブズは病気を理由に給食し、死去してしまいます。
その後はティム・クックが引き継ぎ、
2012年にiPad mini
2014年にはApple Watchを発表します。
 
こう見ると、いろいろと革新的なものを開発していますが、
技術とデザインが上手く融合されているように思いますね。
その中でジョブズの復帰からの快進撃はすさまじいものです。
 
Appleは時価総額1位ですが、
現在は何の製品の売り上げが高いのか見て見ましょう。
 

iPhoneがダントツの売上です。
サービスはデジタルコンテンツや保守サービスなどのことで、
これも大きいです。
 
地域別も見て見ましょう。

 
アメリカがダントツですが、
日本も1つの国でカテゴリされるほど大きいです。

前回のAndroidとiOSのグラフでも、
日本ではAppleのシェアが高いので、
Appleとしては注目する国なのでしょう。
 
最後に売上総利益です。
売上総利益とは売上高から売上原価を引いたもので、
粗利とも言います。

 
注目すべきはサービスの売上総利益率ですね。
製品の倍以上あります。
iTunes StoreやApp Storeなどの
デジタルコンテンツはかなりの利益率なのでしょう。
プラットフォームを抑えることの大事さがわかります。
 
製品でも、日本とかに比べると利益はいい方だと思います。
注力するところしっかりと抑えている印象です。
 
その一つとしてAppleがファブレス企業であることを
知っておきましょう。
ファブレス企業とは向上を持たない企業です。
 
Appleはデザインや技術は作り上げますが、
実際のモノを作るのは中国など他の企業に任せます。
また中国はそれらのモノの生産を得意としています。
 
このように得意なものは得意な企業にお願いして、
自社の付加価値を高めるのがこれからの時代で
大事なポイントとなるでしょう。
 
<参考>
Apple Financial Data
https://investor.apple.com/investor-relations/default.aspx

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