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金曜(コミュトレ):第10回(転換力)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日にコミュトレというものをテーマにします。 先週で1周したので、最初の文字に戻ります。 TALKPACEの最初の文字「転換力(Transformation)」です。 転換力は、ここでは物事を多面的にとらえて、 ポジティブに変換することを意味します。 転換力は逆転の発想とも言えますが、 逆転の発想というのは普段から意識しておかないとなかなか難しいです。 例えば前回お話した「雨の日は面倒だけど、何かいいことないかな?」を 振り返ると。 雨の日でいい事、悪いことがあると思います。 雨が降れば、農家の人にとっては恵の雨になるでしょう。(降り過ぎも困りますが) よく歩いて仕事をする人にとっては、靴が濡れるのが嫌だ、と思うでしょう。 つまり、逆転の発想は立場によって異なるということなのです。 先週の木曜にもやったように、 コロナによって需要が増えたもの減ったものがあるはずです。 さて、ではそれをどのように子供に感じさせるか。 例えば、絵本などで出てくるキャラクターのそれぞれの立場を 考えさせるのも有効です。 特にいつも読んでいる本がいいかもしれませんね。 例えば、桃太郎の絵本を読んで、 親:「桃太郎さんはどうして、こんなに勇気があるのかな」 親:「じゃあ、鬼さんはどうして、こんなことをしたんだろう。 もし、鬼さんもいい人だとしたら、どんな理由があるかな」 親:「サルは?」 親:「キジは?」 親:「犬は? いろいろな気持ちを考えさせてみてはどうでしょうか。 その内容は気にしないで上げてください。 考えて答えたら「いいね!」と言ってあげてください。

木曜(親子の会話ネタ):第10回(今日は梅干しの日)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 今日は何の日から。 今日は「梅干しの日」だそうです。 和歌山県みなべ町の東農園が制定したそうです。 梅干しは「梅干しを食べると難が去る」と昔から言われてきたそうで、 「なん(7)がさ(3)る(0)」という語呂合わせで7月30日は「梅干しの日」になります。 さて、梅干しの産地はどこになるのでしょうか? 梅干しはいつどのようにして生まれたのでしょうか? まずは、産地ですが、収穫量ランキングは以下です。 【1位】和歌山県:53,500トン(62%) 【2位】群馬県:5,230トン(6%) 【3位】奈良県:1,910トン(2%) <参考>https://www.kudamononavi.com/graph/category/ca=7 圧倒的に和歌山県なんですね。 制定したのもうなづけます。 さて次に、梅干しの発祥は? 梅の木は中国が原産の様で紀元前200年ごろに 乾燥させた梅が漢方薬として使われていたようです。 梅干しという言葉が書物に残っているのは平安時代だそうで、 そこには梅干しが薬用として使われていたということも書かれていたそうです。 ちなみに世界の生産量ですが、 杏子と梅の合算しか見つけられませんでしたが参考までに 世界の杏子(あんず)・梅(ウメ)類の生産量 【1位】トルコ:750,000 【2位】ウズベキスタン:750,000 【3位】イラン:342,479 ・・・ 【9位】日本:112,400 《資料: GLOBAL NOTE 出典: 国連 年代:2018年》 世界を見るとまた面白いですよね。

水曜日は先週の振り返り(メルマガ限定)

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「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 水曜日は先週分の各テーマを実行できたかを振り返ってもらい、 その結果を共有します。 みんなで振り返ることで、やる気もでてきます。 ご興味ある方はメルマガを是非! https://www.ccc-human.com/mail-magazine

火曜(子供との接し方):第10回(世界の広さを教えよう)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 火曜日は子供との接し方をテーマにしています。 今日は、世界の広さを教えよう、について。 昨日の「親の勉強」は世界のGDPでした。 このような内容を書いているのは、 子供にもその内容を伝えられるようになってほしいためです。 子供には自由にさせ褒めていこうというのが常に言っていることですが、 同時に環境を与えることも親の役目と思っています。 子供を自由にさせるだけではなかなか世界の広さを感じません。 そこで親の出番です。 まずは世界地図を見せるのもいいでしょう。 今ならGoogle Mapがあります。 これで日本の位置を教えましょう。 もっと高学年になれば、身の回りの製品がどの国で作られているか 教えてみましょう。 例えば、iPhoneを持っている人であれば、これはどの国のどの会社が作ったのか。 Google Mapを見せたら、それはどの国のどの会社が作ったのか。 もっと大きくなったら、昨日のメルマガのGDPをそのまま見せてみ良いでしょう。 アメリカと中国の成長に驚くことでしょう。 こういうランキングとかは子供は意外と好きなものです。 子供が大人になる20年後は日本人の人口が減り、 他の外国の人が入ってくるだろうし、 自ら外の世界に飛び立つこともあるでしょう。 英語を習わせるのもいいですが、 その前に、世界の広さを感じてほしいです。 それを感じることができれば、自ずと英語の必要性も感じてくれるはずです。

月曜(親の勉強):第10回(GDPの世界との比較)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 今回からは、世界から見た日本について少しずつ語っていきたいと思います。 まず目的ですが、日本は豊かな国になったので、 生活には困りません。 安全ですし、水もたくさんあるし住みやすい国かもしれません。 ただ、徐々に使っているスマホ、掃除機、 サービス、いろいろなものが日本製ではなくなっていませんか? いったい何が起きているのか。 日本と世界を比較してみたいと思います。 正しく日本の現状を把握することは、 これからの子供の教育に必要なものを考える上で、 役に立つと考えています。 そして、世界と日本の違いは、 将来グローバルな社会で生きていく子供にも、 必要なことと思いますので、是非伝えてください。 小学生高学年にもなれば徐々に話も理解できていくはずです。 実際に話してみてください。 結構興味を持って聞いてくれますよ。 それでは、まずはGDPについて比較したいと思います。 GDPとは国内総生産といい、とても簡単に言うと、 その国で生み出されたモノやサービスの付加価値です。 この場合、日本人であることは関係なく、 日本に住んでいる外国人でも、 日本の国内で生み出されていればOKです。 日本人であっても海外の工場でモノを作っていたら、 日本のGDPには影響がありません。 GDPを見ることでその国が生み出している価値がわかります。 それではいくつかの代表の国と比較してみましょう。 名目GDPで比較します。 (名目の意味については今回は省略します。興味のある方は調べてみてください。) どうでしょうか。 1995年までは日本もアメリカ追う勢いで伸びていましたが、 その後失速します。 そこからは横ばいになり、2018年時点では1995年より下回っています。 一方で注目すべきは、アメリカです。 今もなお成長を続けています。 そして、もう一つは中国の猛追です。 メイドインジャパンが素晴らしいと言われたのはもはや過去の事であり、 失われた20年、30年というのは、この伸びていな時期のことを言い、 今もなお解消されていませ

金曜(コミュトレ):第9回(説明力(Explanation))

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 金曜日に子供のコミュニケーショントレーニング(コミュトレ)というものをテーマにします。 TALKPACEの最後の文字の「説明力(Explanation)」について、説明します。 8つの力の最後になるのは説明力です。 これは「複雑な事柄を理解し、説明する」と考えています。 大人になっても必要な力ですね。 しかし、子供のころはなかなかうまくいかないでしょう。 何言ってるかわからないことも多いでしょう。 そんな時の話のコツです。 子供の話が分かりにくいのは、 話の概要がなく、また5W1Hが抜けていて、 思い付きで話すからです。 5W1Hをおさらいすると Who:誰が When:いつ Where:どこで What:何を Why:なぜ How:どのように になります。 ただ、いきなり話せと言っても難しいですし、 「わからない!」など怒ってもダメです。 上手く誘導してあげましょう。 例えば、子供が学校や幼稚園から勝ってきたら、 親「おかえりー。どうだった?」 子「楽しかったよー」 親「へー。よかったね。誰(Who)と遊んで楽しかった?」 子「〇〇ちゃん」 親「いいねー。どこで(Where)遊んだの?」 子「□□だよ」 親「お、楽しいそうだね。何時(When)に遊んだの?」 ・・・ 親「いいね。何(What)して遊んだの?」 ・・・ 親「どういう(How)ところが楽しかった?」 などと聞いてあげましょう。 Whyはこういう会話ではあまり使わないかもですね。 いつもメルマガで言っているように、世の中の疑問や子供の質問に 「なんで(Why)だろうね」と返してあげましょう。 また、親自身が子供に話す際に5W1Hを心がけるのも大事です。

木曜(親子の会話ネタ):第9回(経済の変化)

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※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、  現在は無料公開期間として全文を公開しています。 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 木曜日は子供との会話が弾むように雑学や世の中の不思議や疑問など、 親子の会話ネタを書いていきます。 コロナが最近話題になっていて、暗いニュースばかり。 しかし、コロナでも経済の話で子どもとの会話に役立つこともあるかもしれません。 少し高学年向けにはなりますが、経済の流れがわかるようになるでしょう。 どんな商売が儲かるかな?どんな商売が大変になっているだろうか。 こんなとき、うちの息子がこんなことを言ってきました。 「アマゾンで映画を見る人が増えたから、映画は儲かるね!」 さて、そんなことはないと説明するのは簡単ですが、 自分で考えさせるようにしてみましょう。 「そうかもしれないね。  でも、映画を作った人はどんな人からお金をもらっているのかな?」 「アマゾン?」 「そうだね、でもコロナがおきる前は他に映画はどこで見れた?」 「映画館!」 「そうだね。じゃあ、映画を見る人は増えたのかな?減ったのかな?」 「減ったのかもしれない。でも、アマゾンで見る人が増えたんじゃない?」 「そうだね。でも全員みるのかな?全体としては映画を見る人の数はどうなっただろう」 「うーん」 「そうすると誰が一番得をしたかな?」 こんな形で会話を広げていくと、一 つの題材でも、だれが何を作って何を提供しているかの勉強になります。 総務省統計局に2020年4月5月の前年と比べて何が増えて何が減ったのかが載っています。 http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_rf1.pdf 例えば、パスタ・即席めんは増えてますよね。なぜですかね。 電子レンジも増えていますね。 ゲーム機はものすごい増えています。 逆に鉄道やバスはものすごい減っています。 旅行関係も減っていますね。 乳液・ファンデーション・口紅も減っています。なぜですかね。 子供と一緒に考えてみると面白いと思いますよ。