月曜(親の勉強)
第33回(GIGAスクール構想)
※本ブログはメルマガの内容をそのまま記載しております。 ※ブログではメルマガの前半部分のみを記載する予定ですが、 現在は無料公開期間として全文を公開しています。 メルマガの登録はこちら ⇒ https://www.ccc-human.com/mail-magazine 「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。 本日は月曜日の『親の勉強』です。 前回はいろいろな国際教育プログラムを紹介しました。 今回は日本で最近急速に進んでいるGIGAスクールについて書きます。 日本のGIGAスクール構想とは何かというと、 「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量のネットワークを整備し、 多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、 子供たち一人一人に公正に個別最適化され、 資質 ・ 能力を一層確実に育成できる教育ICT環境の実現」 としています。 そもそも教育ICTのICTとは何かというと、 "Information and Communication Technology" の略になります。 教育現場でのコミュニケーションをIT化しようということですね。 そもそも、教育ICT化はいつごろから考えられていたのでしょうか。 全てを調べたわけではありませんが、 2011年に「教育の情報化ビジョン」が公表されました。 これによると、 情報通信技術を活用して、 ⅰ)子ども同士が教え合い学び合うなど、双方向でわかりやすい授業の実現、 ⅱ)教職員の負担の軽減 ⅲ)児童生徒の情報活用能力の向上が図られるよう環境を整える ということのようです。 ロードマップを見ると、2020年までに 「児童生徒1人1台の情報端末による教育の本格展開の検討・推進」 とありますね。 GIGAスクールの構想はこのころからあるようですね。 次に、 2016年ごろの「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」です。 教育の情報化に向けた当面の施策の検討を行うためのものです。 長い内容でしたが、課題が書いてあるもののこれといった 目新しさはないように感じました。 そして、2017年12月に「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」というのがあり、 2018~2022年度まで単年